NHKのクルーが世界で初めて動画撮影に成功したことで
ダイオウイカが話題になってますね!
最大のものだと20mを超えると言われるダイオウイカ。
今日はそんなダイオウイカの唯一の天敵と言われている
マッコウクジラとの対決について
宇宙と深海大好きの私が詳しく調べてみました!
マッコウクジラはダイオウイカの唯一の天敵。
マッコウクジラも最大のものだと20mを超えます。
大きさ比はこちら。わかりやすい。
とりあえずビビるでかさだということがわかるかと思います。
マッコウクジラは海中かなり深くまで潜ることができます。
オスのマッコウクジラだと軽く2000m、3000mぐらいは
潜ることができるようです。
ダイオウイカはそんな深海においては
でかい図体でお腹いっぱいになるので、格好の食糧なんでしょうね!
マッコウクジラは
かなり大きなイカでも丸ごと飲みこんでしまうようです。
シャチやサメでも水面まで浮かんできた、
死んでいる、または死にかけたダイオウイカを襲うことはあるようですが、
こんな感じ↓
わざわざ深海まで出かけて
あんなでかいダイオウイカを食べてしまうような動物は
マッコウクジラ以外にはいません。
捕獲されたマッコウクジラには、ダイオウイカのものであろう
吸盤の痕が残っていることがあるそうです。
中には直径13cmに至るものも発見されています。
吸盤が13cmって、、、想像しただけで恐ろしいですね。
ちなみに吸盤の画像。
魚を捕らえるための刺があるようです。恐っ!
ダイオウイカVSマッコウクジラの戦い目撃情報!
実は、
このダイオウイカVSマッコウクジラの戦い、
100%確かな目撃情報というのは1件もありません。
じゃあなぜマッコウクジラとダイオウイカの戦いが
こんなに有名なのでしょうか?
コレはいくつか理由があります。
①実際に捕獲されたマッコウクジラの胃袋の中に
ダイオウイカであろうものが入っているケースがある。
②理論的にダイオウイカを襲えるのはマッコウクジラぐらい。
そしてもう一つ。
ほんとかウソかは知りませんが、
ダイオウイカとマッコウクジラの戦いを目撃した人物がいます。
ロシアの「ゼンコヴィッチ」という動物学者です。
この人が1938年に、
マッコウクジラとダイオウイカの戦いを目撃したらしいのです。
様子はこんな感じ。
↓
~~~~~~~~~~~~~
巨大なマッコウクジラが、
ゼンコヴィッチたちの近くの海面に現れた。
水面から体を乗りだしたかと思うと、
マッコウクジラは銛で撃たれたかのようにひっくり返った。
よく見たところ、何かがマッコウクジラの頭に被さっている。
それが大きくなったり、小さくなったりしているようだ。
ゼンコヴィッチたちは、それがダイオウイカであると考えた。
おそらくクジラはダイオウイカを海面へ叩きつけ、
ダメージを与えているのだ。
そして彼らがさらに接近した時、
マッコウクジラは遂にダイオウイカを飲み込んだ。
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もしこれが本当ならダイオウイカVSマッコウクジラの
唯一の目撃情報になります。
ダイオウイカとマッコウクジラの戦いは有名で、
でかい図体どうしで壮絶な戦いを
繰り広げるようなイメージがありますが、
いろいろ調べてみると、
実際はダイオウイカ激弱説が有力のようで・・・
かなりあっけない、、、
伝説の怪物、クラーケンのモデルになっているとはいえ、
現実はきびしいみたいですね(´・ω・`)
ちなみにCGではありますが、
こちらのDVDでもダイオウイカVSマッコウクジラの
ド迫力の死闘を見ることができますよ!
↓
[DVD] BBC海洋ドキュメンタリー ”ブルー・オデッセイ”シリーズ ディープ・オーシャン |
深海ファンなら要チェックですね!